コラム Column

ライターこぼれ話

敢えて少数に目を向ける効果

2015年11月12日 執筆

ライター@岐阜 悠木です。

昨日、青汁のコピーについて書きましたが、
もう一つ、すごいなぁ、と感心したコピーがあります。

それは、某発毛会社のCMです。

そのCMでは、  「残念ながら、すべてのお客様に
ご満足いただけるわけではありません」と訴えています。

満足されていないことをPRするなんて、
企業にとってマイナスであるような気がします。

例えば、顧客満足度が95%だとしましょう。
95%の人が満足しているのだとしたら、
それは素晴らしい数字だといえるでしょう。
だから、コピーとしては、
「顧客満足度95%!」
とか、
「100人中95人のお客様にご満足いただいています」
なんてものを作ることが可能です。
大多数の人が満足する商品(サービス)ならば、
良いサービスに違いないと感じていただけるはずです。

ところが、敢えて満足できなかった5%のお客様の方に
視点を置き、「満足いただけるわけではない」と
表現することで、 強いインパクトを与えることができます。

さらに、その後の説明で、95%は満足していることで、
多くの満足が得られていることを伝え、
その上、満足いただけなかった5%のお客様にも目を向けて
100%を目指している、という前向きな姿勢も感じさせます。

また同時に、満足いく結果を得られない可能性もあることを
示唆することができています。

短い表現の中に、さまざまな意味や思いが含まれている
すごいコピーだと感じました。

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