コラム Column

悠々読書記

櫻子さんシリーズ3:櫻子さんの足下には死体が埋まっている-雨と九月と君の嘘-:太田紫織<小説>

2015年11月20日 執筆

2015年11月6日読了
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘

作者:太田紫織
出版社:角川文庫

シリーズ3作目です。
前回の本が夏休みのお話でしたが、
今回はそのあと、サブタイトルの通り、9月の出来事です。

今回の目次
プロローグ
第壱骨 呪われた男
第弐骨 お祖母ちゃんのプリン
第参骨 託された骨
エピローグ

今回も短編3本で構成されています。

弐骨目のお話、ちょっと泣いちゃいました。
思い出話なので、櫻子さんは全く活躍しない上に、
謎も解いてくれません。
これまでの話とちょっと毛色の違う話ですが
私は結構好きです。

今回の話では、櫻子さんの傍若無人ぶりよりも、
語り手・正太郎くんの思い込みの強い語り口調に
ちょっぴりイラッとさせられました。

まだまだ精神が不安定な高校生ならでは、
ということなのでしょうか。

高校生らしく、文化祭の様子がちらっと出てきます。
あぁ、正太郎くんはちゃんと学校にも行っているんだな、
と、安心しました。

また、櫻子さんの女子高生時代をちらりと垣間見ることができます。

今回は、本編というよりは、サブストーリーという印象がありました。

正太郎くんや櫻子さんを取り巻く様々なものごとへの
理解を深めるためのお話といったところでしょうか。

お問い合わせフォーム|キャッチコピー制作、記事制作、原稿制作などお気軽にご相談ください。

お問い合わせフォーム|キャッチコピー制作、記事制作、原稿制作などお気軽にご相談ください。