コラム Column

悠々読書記

櫻子さんシリーズ6:櫻子さんの足下には死体が埋まっている-白から始まる秘密-:太田紫織<小説>

2015年12月11日 執筆

櫻子さんの足下には死体が埋まっている<冬の記憶と時の地図 >

作者:太田紫織
出版社:角川文庫

シリーズの6作目です。

今回の目次は

プロローグ
第壱骨 土を掘る女性
インターミッション
第弐骨 亡霊メール
エピローグ

2本の作品を中心にストーリーが進められます。
短編2本という作りですが、
一本の本流がある中での2話なので
ブツリと話が切れる印象はありません。

前作で怪我をしてしまった正太郎少年が
退院した後のお話です。
危険に直面したことで、櫻子さんとの関係が
微妙になってしまったという状況の中、
ようやく、この二人の出会いについて
語られます。

さらに、櫻子さんの弟、惣太郎くんについても
少々語られます。
花房との本格的な対決に向けて
登場人物の背景や気持ちを整理するための
ターニングポイントとなる作品といったところでしょうか。

花房の正体が櫻子さんの許嫁、在原さんだったら
大爆笑なんだけどな。

花房の正体が見えずに、登場人物たちは
右往左往しますが、
読者にとっては、在原さんの正体も見えずに
結構気になっていると思うのです。

2015年11月22日読了

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