コラム Column

悠々読書記

櫻子さんシリーズ7:櫻子さんの足下には死体が埋まっている-謳う指先-:太田紫織<小説>

2015年12月12日 執筆

櫻子さんの足下には死体が埋まっている ー謡う指先

作者:太田紫織
出版社:角川文庫

シリーズの7作目です。

今回の目次は

プロローグ
第壱骨 Bloody Valentine’s Day
第弐骨 アサヒ・ブリッジ・イレギュラーズ
第参骨 凍える嘘
エピローグ
Special Short Story ハートの贈り物

短編3つの構成に戻りました。
2月に入り、バレンタインという定番イベントあたりの
お話が登場です。
でも、甘い感じはありません。
どうやら、正太郎くんは怪我をするキャラクターに
なってしまったようです。

第弐骨では、再び百合子が語り手となるパターンです。
この語り手が変わるパターンは前の本でも出ているので、
そんなに戸惑わずに読むことができましたが、
やっぱりちょっと不親切な感じがしてしまいます。

第参骨で、正太郎くんの心の中に引っかかっていた
惣太郎くんの存在について、
一応スッキリさせることができます。

「花房」の影におびえる日々が描かれておりますが、
直接的に花房は登場せず、解決にはまだ時間がかかりそうです。

正太郎くんの大怪我から
櫻子さんは保護者的存在に変化したようです。
そして、同時に本格的に正太郎くんを
標本師の弟子にしようと目論んでいるようです。
正太郎くんも着実に骨の知識を深めています。

2015年11月24日読了

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