コラム Column

悠々読書記

フルーツミックス?!<ふなふな船橋>:小説

2016年03月09日 執筆

ふなふな船橋

作者:吉本ばなな
出版社:朝日新聞出版

吉本ばななさんが描いた船橋を舞台にした小説。
帯にはふなっしーのコメント。
バナナとナシ・・・まさにフルーツミックス!
と、思って本書を手に取りました。

表紙にもふなっしーらしき影がありますが、
船橋を舞台にしているだけだろうと思ったら、
全編をとおしてふなっしーが登場しまくりでビックリ。

めちゃくちゃふなっしーがリスペクトされてました。

主人公の花が辛いことを乗り越えて行くとき、
ふなっしーがそっと寄り添ってくれています。

心の中で絡まっていた糸がひとつひとつ解けていくような
感じが素敵でした。

そして、目の前に壁が立ちはだかったような状態で、
人から見れば、立ち止まってもうずくまっても、
逃げ出しても、怒ってもいいような状況で、
それをこんな風に受け止め、受け流し、前に進めればいいな、
と思える作品でした。

自分の周りにいるやさしい人たちの存在には
あまり気付きません。
でも、きっと誰の回りにもそんな人たちがきっといるはず。
それに気付けるかどうかなんだと思います。

読了:2015年12月18日

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