悠々読書記
何ができるのか<私は存在が空気>小説
2016年06月01日 執筆
私は存在が空気
作者:中田永一
出版社:祥伝社
タイトルを見ただけでは
どんな話だか想像できませんでした。
読んでみると、ちょっとした超能力を持った人が登場する
6つの短編でした。
でも、思いっきりファンタジーという感じではなく、
日常に超能力がある、という雰囲気です。
自分に特別な力があったら・・・
と、誰でも人生で1度は考えたことがあるでしょう。
私も幼き頃、
見るだけでモノを動かす力があったら、
夜、布団に入ってから
電気を消すのが楽だろうな・・・
と、ショボイ夢を描いたものです。
この本に登場する人たちも
力によって、派手に活躍するようなことはありません。
意外とそんなものなのかもしれません。
今の私が欲しい能力は
瞬間移動ですね。
仕事での移動が一瞬でできたら
かなり楽です。
だだ、この本で描かれている瞬間移動は
一度行ったことがある場所に限られているので、
行ったことのない場所に行くにはどうすれば
楽だろうか・・・
と、真剣に考えてしまいました。
2016年2月3日読了